エアークローゼット・天沼代表がMINIKURAとの二人三脚を語る

月額6,800円からスタイリストが選んだコーディネートを1箱でお届けする、女性向けの月額制ファッションレンタルサービス『エアークローゼット』は、開始1年半で会員数8万を突破し、確実に新しいファッションの常識を育みつつある。MINIKURAのAPIを活用してきた今までの軌跡、そしてこれからのビジョンについて、代表の天沼氏に訊ねた。

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サービスローンチ18か月で8万人達成に、MINIKURAは不可欠

サービスローンチ18か月で8万人達成に、MINIKURAは不可欠

「『エアークローゼット』は、2014年10月にサービスを開始し、18か月で会員数8万人超および提携ブランド数も300以上と、ユーザー、そしてファッション業界から信頼を着実に集め始めています。

これまでの事業成長に、MINIKURAは不可欠な存在でした。極論を言うと、私たちの事業は寺田倉庫と一緒に始めていなければ存在していません。

結果的に、二人三脚で始めMINIKURAのAPIを活用したことで、ユーザーやファッション業界から信頼を得るストーリーをつくることや、マーケティングを通じてそのストーリーを伝えることに集中できました。また、スタートアップが生き残るために欠かせない「UXを最大限に高める1点突破」に専念できました。
実は、“子ども服レンタルをやらないか”等ご提案いただくこともありますが、UXを向上させている途上ではリソースを分散させてしまうことになるため、現時点では他を一切見ないようにしています。こういったことが事業成長の原動力になったと考えます。」(天沼氏 談)

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MINIKURAと手を組んだ理由そして決め手とは?

MINIKURAと手を組んだ理由そして決め手とは?

「私たちは事業開始前から、倉庫・物流のオペレーションを将来に渡って一緒に構築していけるパートナーを探し求めていました。なぜなら、ファッション業界への貢献を中長期的に見据えた時に、ユーザーやサプライヤー企業、そしてファッション業界からの信頼を得る体制作りが必要だったからです。

その課題意識を持ちながら、UXや将来性を鑑みて「単品管理」「コスト」「拡張性」という3つの判断軸を立て、複数社の倉庫会社との商談を行ないました。結果的に、寺田倉庫に対して3点を通じて事業の実現可能性を感じられましたが、それ以上に、チームマインド(理想から逆算していく思考、スピードの追求心)で他社との圧倒的な差を感じ、即日一緒にやりましょうと話していたと記憶しています。
失礼な言い方かもしれませんが、会う前に思っていた印象と実際のチームの雰囲気が大きく異なりました。実は、稟議に時間が掛かるのかなと思っていたのですが、現実はそうではなかったです。」(天沼氏 談)

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開発時の不安点や解消法について

開発時の不安点や解消法について

「MINIKURAのAPI連携において不安だったのは、プロダクトチームがまだ整う前の連携だったため、開発スピードを速められないことでした。やはりスピードを遅めることで迷惑を掛けられないので、私たちもスピーディーにCTOの採用やプロダクトチームの編成を進めました。

そういった意味では、どんな場面でもどんな時間帯でも、スカイプでのMTGをセットして議論できる環境を整えていただき、大いに助けられました。」(天沼氏 談)

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100点満点中 100点

100点満点中 100点

「現時点でMINIKURAとの連携に採点するならば、120点を目指す前提で100点でしょうか。満足はしているものの、伸びしろを感じているという思いで、残り20点足りていません。
具体的に申し上げると、他社から充分だと評価いただいていますが、システムの改修速度をもっと速めて、我々スタートアップが日々ユーザーから学ぶインサイトを、サービスクオリティ向上につなげていきたいと思っています。

オンラインのサービスでできるスピード感を、オンライン・オフラインを行き来する私たちのサービスで実現していくのが私たちのこれからの理想です。」(天沼氏 談)

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MINIKURAとスタートアップの良好な関係のために

MINIKURAとスタートアップの良好な関係のために

「MINIKURAというプラットフォームを圧倒的なものに昇華していくために、私たちエアークローゼットがファッション・アパレル領域で高回転にビジネスを回すことは、プラットフォームへの要求水準を高めて、しいてはプラットフォームが成長していくことにつながります。この関係性が極めて大事だと感じています。

よって、各スタートアップに対しても、MINIKURA側からこの関係性やゴール設定を共有することは重要だと思っています。

また、プラットフォームを成長させていく要素として、ロボティクス、AIそしてIoTの3つに私は注目していて、海外の最新潮流も定期的にウォッチしています。ロジテックを保管・管理とオペレーションとに分けたとき、後者のオペレーション部分において先の3つが価値をつくり出せる気がしています。今後も、MINIKURAで新しいロジテックを試して実験する姿勢は続けていくと思います。」(天沼氏 談)

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LogiTech開発区へようこそ!

『LogiTech開発区』は、寺田倉庫のMINIKURAグループが運営するコミュニティです。
国内外の「LogiTech」の知識や知見を情報発信することで、
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