MINIKURAの数字物語 サービスロウンチまでの5つのキーナンバー
1,400万アイテム、3か月+3か月、200API、∞ が持つ意味とは何でしょう。本稿では、MINIKURA APIを通じた新サービスの開始までに、経営者や開発エンジニアが気にするであろう多岐にわたることを5つの数字で説明する。その数字が物語るMINIKURAの実力や実績を知っていただきたい。
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アイテム数1,400万アイテム
現在、MINIKURAでは1,400万ものアイテムをお預かりしている。ポイントはロット商品ではなく、それぞれユーザーの思いがつまったもの、多くの人にレンタルされたもの、1点モノのアート作品、バリュエーション豊かであるという点にある。
実は、このアイテムの多様性は倉庫会社にとっては大きな課題。なぜなら、その膨大な数のアイテムそれぞれ写真撮影をし、個品で管理しているからだ。
これまでワインや美術品、映像テープなど特殊な保管品を丁寧に預かってきた実績がある寺田倉庫だからこそ、培ったノウハウとパーソナライズのスタンスがここにある。
よって、1,400万という数字の持つ意味は、画一的なやり方を踏襲せず、スタートアップたちの期待を越える倉庫オペレーションを構築するための「土台」と言えるかもしれない。
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[3か月+3か月]
アイデア・事業モデル創出に3ヶ月、開発に3ヶ月、つまり、半年でMINIKURAのAPIを活用したサービスはロウンチに至る。
最初の3ヶ月はいわゆる“壁打ち”期間。今までにない唯一無二のアイデア・事業モデルを創出するため、仕掛け人と共にMINIKURAチームも試行錯誤を繰り返す。
とは言え、今まで100社近く会社とのビジネスモデルを構築してきたので、筋の良し悪しという暗黙知を研ぎすまされた形式知に磨き上げつつある。
また、倉庫オペレーションにおいて、生活者起点の発想(マーケティング発想)でモノの保管・配送・整理を提案できるのがMINIKURAの持ち味。この味を生かすも殺すも、提携サービス企業の強み次第。それらを通じて生まれる『プロダクトの種』に独自性が現れるまで議論は続く。もちろん、この時点で話がなくなることもある。
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200API × APIエンジニア3人
MINIKURAは200ものAPIから構成され、提携サービスに応じてAPI中から組み合わせ、最良のものを提供する。そして、それを支えるのは経験豊富な3人のエンジニア。
さらに強力なのは、開発者向けの『デベロッパーズサイト』もあり、ドキュメントやサポート体制も整っている。
ちなみに、日本有数のショッピングモール「楽天市場」などを展開する楽天が開発者向けに公開しているAPI数は40。
参照:https://webservice.rakuten.co.jp/document/
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出資目標社数 無制限∞
無制限∞
現在、2016年内は計6社のスタートアップとの提携を目標として掲げている。
しかし、その数への執着はなく、イノベーティブなサービスの兆しが見られれば、より多くの提携を実施したいと考えている。目標社数は無制限とも言えるだろう。
なぜなら、KPIを決めてしまうとそれ止まりになってしまうからだ。これまでも世の中の流れに乗っていく“柔軟性”を活かしてきたが、これからもこのスタンスを維持することは想像に難くない。
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創業メンバー目の色 × 市場を覆すワクワク度合い × ニッチ度 = 早期投資圏内
×
市場を覆すワクワク度合い
×
ニッチ度
=早期投資圏内
アーリーステージでの投資・提携の判断基準となる3要素はこれだ。
①目の色
スタートアップは特に人が大切。目を見て、本気度を判断する。
「エアークローゼット天沼氏の目は表はキラキラ、奥はギラギラしていました。」(MINIKURA担当 執行役員・月森氏)
②市場を覆すワクワク度
二番煎じではなく、常識を覆し、ワクワクするような事業に積極的に投資する。
③ニッチ度
寺田倉庫も倉庫業の中では他社と一線を画すようなニッチな分野をつきつめてきた。よって、まさにDNAとしてニッチへの傾倒がある。
寺田倉庫は創業1950年と老舗の倉庫会社だが、多くのスタートアップがそう答えるように“スピーディー”だ。そして、アーリーステージにいる起業家ほど、早い意思決定を求めている人種はこの世にいないだろう。
また、資金だけでなく、物流オペレーションを手に入れられるのも朗報ではないだろうか。
鏡を見なくても自分の目が何を発するか理解できる方は、是非!
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